ランドセルのカタログを見たり、お店に並んでいるものを見ると「A4フラットファイル対応」「A4クリアファイル対応」と書かれているのを見かけますよね?
A4サイズのファイルがランドセルに入るってことなのですが、特別何か理由がない限り「A4フラットファイル対応」をお勧めします。
多くの小学校ではA4フラットファイルを使うことが多く、ランドセルに収まらないと持ち運びが不便になってしまうんです。
2年ほど前からほぼA4フラットファイル対応のランドセルになっています。型落ちランドセルを購入する場合などはA4フラットファイル対応になっているか特に確認をしてください。
A4フラットファイル・A4クリアファイルって知ってる?
A4フラットファイル・A4クリアファイルとはどんなものか確認をしておきましょう。
どちらもA4サイズの紙を納めることができるファイルです。

小学校ではどちらのファイルもよく使われますよ。
A4フラットファイルに対応してないとこうなります
多くのランドセルは「A4フラットファイル」に対応しています。
では、A4フラットファイルに対応していないランドセルにA4フラットファイルを入れたらどういうことになるかご紹介します。
こちらのランドセルは我が家の次男くん、2003年生まれが2009年~2015年まで使ったセイバンのワンパです。
このころのランドセルの多くはA4クリアファイルには対応していましたが、A4フラットファイルには対応していませんでした。

2014年頃からランドセルの大型が進み、ほとんどのランドセルがA4フラットファイル対応になりました。



A4フラットファイルの横幅は約230㎜ A4クリアファイルの横幅は約220㎜です。
A4フラットファイルとA4クリアファイルの横幅の差はたった10㎜つまり1㎝!!
たったこれだけの差なんですが、この差がランドセル選びには大きな差になります。
A4フラットファイルに対応していないランドセルにA4フラットファイルを入れるとこうなります。
ナナメにしか入りません・・・。これじゃ、他の教科書が入りません!

そして、結局こうなります。


これでは荷物を持ち運びしにくくなりますね。ほとんどのランドセルがA4フラットファイル対応なら横幅に収まりスッポリ入りますのでA4フラットファイル対応ランドセルをお勧めします
ちなみに、A4 クリアファイルなら横向きに入ります。

A4フラットファイル・A4クリアファイルのランドセルのサイズ
今ではほとんどのランドセルは「A4フラットファイル」対応です。
A4フラットファイル対応とA4クリアファイル対応の差はランドセルの横幅です。
ちなみに、フィットちゃんのランドセルの横幅は下記の通りになります。
- A4フラットファイル対応・・横幅233mm
- A4クリアファイル対応・・横幅223mm
A4フラットファイル対応ランドセルを選ぼう!
A4フラットファイルとA4クリアファイルの横幅の差はたった1センチです。
でも、この1センチの違いがランドセルの使い勝手の良さに違いが出てしまいます。
1センチ大きいとどうしても見た目におおきくなってしまうので、小さなお子さんのためのランドセル選びの際には小さ目の方がいいんじゃないかな?と迷われる方もいらっしゃいますが、結局入りきらず手提げ袋を持ったり、ランドセルのカブセ部分に挟んだりすることになります・・。
重さは同じA4 フラットファイル対応のランドセルでもタイプやデザインによって違ってくるので一概に比較することはできませんが、A4フラットファイル対応ランドセルの方がランドセルのサイズが大きくなるため重くなります。
とはいって、重くなるのは100g程度です。
もし、A4フラットファイルを使わない先生だったとしても、大きなランドセルの方が子どもの負担が軽くなります。

小学生はたくさんの荷物を学校に持って行ったり、持ち帰ったりします。
ランドセルに入りきらない分は、ランドセル横のフックに引っ掛けたり、手で持ったりすることになります。
でも、引っ掛けた荷物は近くを通った自転車や自動車に引っかかり事故の原因になる場合があります。また、手で持った荷物は置き忘れてしまう可能性も大きいです。
ランドセルにできるだけ荷物を入れた方が、安全に通学をすることができます。
ランドセルは背負いやすく、重たい荷物も軽く持てるような工夫もされています。子どもの負担を減らすためにもA4フラットファイル対応の大きなランドセルがおススメです。