小学生になると帰宅時に誰も家にいないため、鍵を開けて入る。というケースが出てくることが多くなります。
小学校入学時はまだ小さく、鍵を持たせることは考えられないかもしれませんが6年間という長い小学校生活の間、中学年や高学年になると鍵を学校に持っていくというシーンが頻繁に出てきます。
ランドセルのどこかに鍵を入れて学校に持っていくことになりますが、大切なのは目立たせないこと。
鍵を持っていることが分かると狙われやすくなりますので、目立たせることなく持たせるようにしてください。
絶対にやってはいけない小学生への鍵の持たせ方
小学生に鍵を持たせるときに、ついつい心配でやってしまいがちな鍵の持たせ方のうち絶対にNGな持たせ方はコチラです。
誰のものかわかるものと鍵を一緒に付ける
落とすことを心配して、住所や名前が分かるキーホルダーなどを鍵と一緒に付けるのは絶対にNGです。
鍵を紛失してしまったとき、どこのお家の鍵か分かってしまいます。
首から鍵をぶら下げる
肌身離さず持っていれば落とすことなく安心。と思われがちですが、邪魔で外してしまうお子さんも多いようです。
また、体育の授業の際には外すことになりますし、学校内で鍵を着けたり外したりを繰り返すことで紛失してしまう危険が高くなってしまいます。
薄着の季節は遊具等に引っかかり怪我をしてしまう可能性もありますので、首からぶら下げるだけでなく直接身に着けるのは避けた方が良いでしょう。
鍵はランドセルに収納をする
鍵はランドセルに収納をするのが一番安心です。
ただし、ランドセルに直接入れると教科書の出し入れの際に誤ってランドセルの外に出してしまったり、教科書などの隙間に挟まって紛失をしたと慌ててしまったりすることになりますので、鍵の定位置を作っておきましょう。
ランドセルのポケットについたDカンやフックを利用する

多くのランドセルは小ポケットなどに家の鍵などを取り付けて収納ができるようにDカンなどがついています。
ランドセルから取り外さなくても鍵が利用できるように、伸縮するチェーンなどを一緒に使うのがおススメです。
鍵が外から見えることがないので一番安心です。
ランドセルを下ろして鍵を取り出すため、玄関先で立ち止まってしまうことになります。
ランドセルの肩ベルトにキーケースを取り付ける
ランドセルの肩ベルトには防犯ブザーを取り付けるためのDカンなどが取り付けられています。
多くのランドセルは、両側にDカンなどがついているので、防犯ブザーの取り付けに使わなかった方の肩ベルトにキーケースを取り付け、鍵を収納するのも1つの方法です。
ランドセルを下ろすことなく鍵を取り出すことができるので、子どもにとって面倒な動作が必要なくなります。
ただ、鍵を持っていることが明らかに分かってしまうため、肩ベルトと同じ色のキーカバーを使い、肩ベルトに固定をさせできるだけ目立たないように使用をしましょう。
鍵の取り扱い方についてのお話も必須
お子さんに鍵を持たせることは長い小学校生活の中で必ずといっていいくらい出てきます。
入学したばかりのころは、お子さんが一人で家の鍵を開けて入ることを想像すらしないかもしれませんが、その時に備えて鍵の持たせ方もランドセル選びの際に確認をしておくことをお勧めしたいです。
また、持たせる際には鍵を無くしたらどうなるのか、鍵はとても大切なものだということを伝え、取り扱い方をよく確認をしておきましょう。