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小学校入学までに和式便器を使いこなすために

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公立小学校へ入学する際に、子供が一番戸惑うのは「和式トイレ」と言っても過言ではないのではないでしょうか。

今や幼稚園・保育園の洋式トイレの普及率は約80%。小学校へ入学後、和式トイレを見た子供はどのようにしていいか戸惑い、和式トイレのふちに座り用を足すこともあるそうです。

小学校へ入学する子供が、入学後トイレの使い方が分からなくて困った!を減らすためにはどうすればよいのでしょうか。

入学予定の小学校が洋式トイレだったとしても、和式トイレが使えるようになっておくことをお勧めします。

目次

小学校の洋式便器の普及率

文部科学省の「公立小中学校施設のトイレ普及率」によると、全国の公立小中学校の全便器数のうち56%が和式便器であり、和式トイレが半数以上となっています。

また洋式便器設置率が50%を上回るのは全国でも6県(北海道・東京・神奈川・富山・山梨・沖縄)のみであり、多目的トイレ等を含めてもまだまだ和式トイレの普及率の方が高くなっています。

各学校の教育委員会の80%以上が洋式便器を和式便器より多く設置する方針を打ち出してはいますが、まだまだ和式便器の設置数の方が多いのが実態です。

何年かに一度は学校のトイレは改修工事がされていますが、洋式便器で人が座ったところに座りたくないという子どもの意見もあるそうで、和式トイレを残しているということもあるようです

幼稚園・保育園のトイレ事情

保育園・幼稚園では80%が洋式便器へ移行してきており、子供自身が和式トイレを目にすることが少なくなってきています。

トイレトレーニングも子供用の洋式便器で行うため、幼稚園・保育園では「和式便器でのトイレの仕方」を学びません。

子供は卒園するまでの6年間、和式便器との接触がほとんどないまま生活することになります。

公立小学校へ入学した子供がトイレで直面すること

小学校へ入学後、「トイレの使い方が分からないから我慢した」という話をよく聞きます。

その時まで洋式便器でしか用を足したことがない子供も、外出先や公園なので設置されている和式便器を目にしたことはあるはずです。

親も「説明が面倒くさい」「こぼしたら嫌だし…」「和式トイレは最近減ってきているし…」など理由をつけて避けることが多いため、子供は「和式便器での用の足し方」を知らないまま過ごします。しかし、学校のほとんどが和式便器。子供はどうしていいか戸惑い「我慢して帰ってくる」という事態が起こります。

確かに学校でも「トイレの仕方」の説明はありますが、一度で簡単にできるものではなく、トイレへの苦手意識が強くなる子がいることも確かです。

またトイレへの苦手意識が強くなると、学校に行くのも億劫になるという子も少なくはありません。

和式便器に慣れるために

和式便器への苦手意識を極力減らし、学校でトイレを我慢して「お漏らしをした」「お腹が痛くなった」を避けるために、何度か練習が必要になります。

まず洋式にはない「跨いでしゃがむ」練習から始めます。

紙で作った便器でも外出先での和式便器でも構いませんが、「便器を跨いでしゃがむ」ことを練習します。

「跨いでしゃがむ」ことができるようになれば、「どの位置に足を置くか」「ズボンや下着をどこまで下ろすか」を教え、練習します。

それができるようになれば、「小便・大便の際の拭き方」「流し方」を教えて終わりです。

洋式のトイレに比べ、「両足を踏ん張りしゃがむ」ことや「ズボンや下着、スカートを汚さない」ことに苦労しますが、入学半年前から少しずつ教えていけば子供も慣れます。「こんなことまで教えなければいけないの?」と思うことが多々ありますが、子供には初めてのことばかりです。

できれば小学校へ入学する前に!和式トイレが使えるように

現在の一般家庭では、ほとんどのトイレが洋式便器。

子供は幼稚園を卒園する6歳までの6年間洋式トイレで生活を送ります。

和式トイレを目にするのは公園やスーパーなど外出先でも少数の場所。

「お店や公園に和式トイレしかないから、トイレに行けない」と困っていたお子さんも多いのではないでしょうか。

また、和式トイレに関しては親自身が子供に「説明しなければならない」ため、ただ単純に「用を足すこと」に手間がかかります。そのため、和式便器を避けて洋式便器を探し回った方も少なくないと思います。

しかし、小学校へ入学するとなると話は別です。

必ず直面する和式便器。小学校の入学説明会でも「和式便器の使い方を練習しておいてください」とお願いされるほどです。

自宅には洋式便器がない家庭が多いので、外出先で和式便器があれば「よい練習場所だ」と思い練習してみるといいかもしれません。また、入学前に子供の「和式便器の苦手意識」を取り除くことは非常に大切なことです。

「我慢して漏らした」「お腹が痛くなった」等、子供自身の健康を害すことがある我慢はよくありません。

小学校入学前の和式トイレ問題。親の世代では当然の様に接してきた和式便器ですが、子供たちには初めての体験です。

入学前からすこしずつ、根気は要りますが、和式便器の使い方を練習し、子供が「和式便器での用の足し方」に悩まされることがない学校生活を送ることができれば良いなと思います。

最近では洋式トイレの学校も増えてきていますが、体育館やプールだけはまだ和式など一部トイレが和式のままという場合もあります。

また、課外活動等で他の学校や公園などにでかけ和式トイレを使わざるを得ないケースはこれから出てきます。
大きくなると教えにくいという点もありますので、入学前に和式トイレの練習をすることをお勧めします。

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