羽倉のランドセルは兵庫県豊岡市の但馬豊岡工房で作られています。
豊岡市は鞄づくりの古い歴史を持ち、日本一のかばんの生産量を誇っています。
そんな豊岡市で作られる羽倉のランドセルは、厳しい審査のもと合格をした「豊岡鞄」のランドセルです。
職人の手作業にこだわり、さらに革本来の美しさが生かされたランドセル。本革のランドセルですが、カラーバリエーションも豊富なのも人気の理由の1つです。
2022年モデルは2022年1月でも在庫のあるモデルもありますが、2021年5月下旬には品薄、7月には完売モデルもあるので早期完売のモデルもありますので早めの購入がおすすめです。
- 伝統のあるブランド『豊岡鞄』の初の認定ランドセル
- シンプルなデザイン
- 17色から選べる牛革ランドセル
- カラーが選べるオーダーランドセルあり
- 持ち手がついていない。3,300円で持ち手が付けられる。
羽倉ランドセル 2023年モデルランドセル販売スケジュール
2021年12月16日~ 江坂・豊岡工房ショールームでの先行展示
2022年1月13日15時ころ~販売開始
2022年1月13日~
村瀬鞄行のランドセルの特徴。デメリットも確認


羽倉は兵庫県豊岡市で作られています。
兵庫県豊岡市で生産される鞄は『豊岡鞄』として有名ですが、豊岡鞄は厳しい基準により認定されなければいけません。羽倉のランドセルは豊岡鞄として初めて認定されたランドセルなのです。
羽倉のランドセルには豊岡鞄の印が入っています。
羽倉のランドセルは美しくてシンプル

羽倉のランドセルは工房系最多の27色展開です。
羽倉だけのオリジナル色を皮革メーカーに特別発注をしているので、完全オリジナルのカラーとなっています。

羽倉のランドセルのかぶせには【鋲】がありません。
そのため、なめらかな革の表情を引き立てることができます。
鋲がないのですが、職人の技術によりとても丈夫に作られています。

革の再断面にはニスを塗り重ねて仕上げる『コバ塗り』という技術が使用されています。(一部モデルはへり巻きの仕上げ)
コバ塗は高級バッグに使われる技法で美しい仕上がりになっています。

角の部分の革をカーブさせる菊寄せという技法も、職人の技術により美しく仕上げられています。
羽倉のランドセルは背負いやすい

羽倉のランドセルはウィング背かんが採用されています。
ウィング背かんは左右非連動に動く立ち上がり背かんです。
肩ベルトの根元から立ち上がり、ランドセルの重心を上部に保つため軽く感じることができます。

肩ベルトはS字になっていて、身体の曲線にフィットするつくりになっています。
両側の肩ベルトにはD缶がついているので、利き手にかかわらず防犯ブザーの取り付け位置には困りません。

背あてくぼみのあるクッションを厚くして、自然に背中にフィットするように作られています。
立ち上がり背かんとフィットする背あてで背負いやすいランドセルです。
背あて部分は人工皮革の「エアリーソフト」が採用されているので蒸れにくくなっています。
羽倉のランドセルは丈夫

羽倉のランドセルはまち部分の型崩れを防ぐためにT字型の芯材が採用されています。
耐久テストにおいて、100キロの重さもつぶれないことが確認されています。

すべてのモデルで素材には撥水加工が施されています。
雨の日にも対応ができますが、天然皮革の場合は特に雨カバー等を利用することをお勧めします。
羽倉のランドセルの安全性

羽倉のランドセルはサイドのベルトに反射材が採用がされています。
かぶせなどには採用されていないので、他のメーカーのランドセルと比べると反射材は少な目です。
ナスカンは強い力が加わると外れる安全ナスカンが採用されています。

ナスカン部分に取り付けた荷物により巻き込み事故などが発生することを防ぐため、標準で右側のみにナスカンがついていますが、オプションで両側にナスカンをつけることができます。

Dカンは光るDカンに変更をすることができます。
羽倉のランドセルはオーダー可能
羽倉のランドセルは主にカラーを選ぶことができるオーダーランドセルが可能です。
天然皮革、人工皮革ともにオーダーランドセルが用意されています。
ネームプレート刻印が可能

羽倉のランドセルはオプションでネームプレートへの刻印が可能です。
6年間完全無料保証

羽倉のランドセルは、6年間完全無料保証です。
壊れた理由に問わず、往復送料無料で修理対応をしてくれます。
ランドセルの貸し出しサービス
手数料1,100円で貸出サービスを利用することができます。
羽倉のランドセルを購入するときに使える1,100円分のクーポンがもらえます。
*返送時の送料は自己負担
羽倉ランドセルの口コミと評判
羽倉のランドセルはとても口コミや評判が良いランドセルです。
羽倉のランドセル 選び方
羽倉のランドセルは各モデル、大きさ等は機能同じです
- まち幅12㎝
- 学習院型
- 背あて部分は人工皮革(エアリー)
羽倉のランドセルの素材
羽倉のランドセルの背あて部分、内装は人工皮革です。
モデルごとにことなるのは、かぶせの素材と本体の素材になります。
価格 | かぶせ素材 | 本体 | 重さ | |
---|---|---|---|---|
オーダーランドセル | 64,900円~ | 耐性牛革 | コードレ | 1,330g前後 |
耐性牛革スタンダード | 62,700円 | 耐性牛革 | コードレ | 1,330g前後 |
耐性牛革ウイングチップ | 67,760円 | 耐性牛革 | コードレ | 1,330g前後 |
はねかる | 59,400円 | コードレ | コードレ | 1,240g前後 |
はねかる Arte | 62,700円 | コードレ | コードレ | 1,235g前後 |
エイジングコードバン | 110,000円 | コードバン | エイジング牛革 | 1,470g前後 |
とよおか | 96,800円 | 耐性牛革 | コードレ | 1,350g前後 |
耐性牛革 Fine | 52,800円 | 耐性牛革 | コードレ | 1,320g前後 |
コードバン

馬の臀部からごくわずかにしか採取されない希少な革。
革ならではの経年変化が味わえます。
耐性牛革

極薄のフィルムを貼り付けて撥水性や耐久性を高めた素材。
コードレ

帝人コードレ(株)という会社が開発をしている人工皮革
軽くて耐久性に優れ、美しさを長く保つことができる。
鞄工房山本のランドセル2023年モデル 機能と価格
羽倉のオーダーランドセル

羽倉オーダーランドセル | |
---|---|
本体素材 | 耐性牛革 |
背あて素材 | エアリーソフト |
かたち | 学習院型 |
内寸 | 高さ306×横幅232×大マチ120mm |
重さ | 1,330g前後 |
価格(税込み) | 62,700円 |
カラー | メイン21色・サイド23色 |
耐性牛革スタンダード


耐性牛革スタンダード | |
---|---|
本体素材 | 耐性牛革 |
背あて素材 | エアリーソフト |
かたち | 学習院型 |
内寸 | 高さ306×横幅232×大マチ120mm |
重さ | 1,320g前後 |
価格(税込み) | 62,700円 |
eeカラー | ブラック ネイビー ダークレッド レッド チェリーレッド ダークグレー ディープパープル ラベンダー パステルピンク サックス コバルトブルー キャメル ダークオレンジ オレンジ イエロー ダークグリーン ミントグリーン バイオレット |
耐性牛革ウイングチップ


耐性牛革スタンダード | |
---|---|
本体素材 | 耐性牛革 |
背あて素材 | エアリーソフト |
かたち | 学習院型 |
内寸 | 高さ306×横幅232×大マチ120mm |
重さ | 1,350g前後 |
価格(税込み) | 67,760円 |
eeカラー | ブラック ネイビー ダークレッド レッド チェリーレッド ダークグレー ディープパープル ラベンダー パステルピンク サックス コバルトブルー キャメル ダークオレンジ オレンジ イエロー ダークグリーン ミントグリーン バイオレット |
はねかる


はねかる | |
---|---|
本体素材 | コードレ(人工皮革) |
背あて素材 | エアリーソフト |
かたち | 学習院型 |
内寸 | 高さ306×横幅232×大マチ120mm |
重さ | 1,230g前後 |
価格(税込み) | 59,400円 |
カラー | ブラック×イエロー ブラック×シルバー ブラック×レッド ブラック×コバルトブルー ネイビー×キャメル ネイビー×シルバー ネイビー×サックス ネイビー×パステルピンク シルバー×ブラック グロスブルー×バイオレット グロスピンク×ラベンダー グロスパープル×パステルピンク |
はねかるArte


はねかるArte | |
---|---|
本体素材 | コードレ(人工皮革) |
背あて素材 | エアリーソフト |
内寸 | 高さ306×横幅232×大マチ120mm |
重さ | 1,225g前後 |
価格(税込み) | 62,700円 |
カラー | ブラック×イエロー ブラック×シルバー ブラック×レッド ブラック×コバルトブルー ネイビー×キャメル ネイビー×シルバー ネイビー×サックス ネイビー×パステルピンク シルバー×ブラック グロスブルー×バイオレット グロスピンク×ラベンダー グロスパープル×パステルピンク |
エイジングコードバン


エイジングコードバン | |
---|---|
本体素材 | コードバン |
背あて素材 | エアリーソフト |
かたち | 学習院型 |
内寸 | 高さ306×横幅232×大マチ120mm |
重さ | 1,460g前後 |
価格(税込み) | 110,000円 |
カラー | ブラック ネイビー ダークレッド |
とよおか


とよおか | |
---|---|
本体素材 | 耐性牛革 |
背あて素材 | エアリーソフト |
かたち | 学習院型 |
内寸 | 高さ306×横幅232×大マチ120mm |
重さ | 1,340g前後 |
価格(税込み) | 96,800円 |
カラー | ホワイト×レッド ペールピンク×チョコ サックス×チョコ |
耐性牛革Fine


耐性牛革Fine | |
---|---|
本体素材 | 耐性牛革 |
背あて素材 | エアリーソフト |
かたち | 学習院型 |
内寸 | 高さ306×横幅232×大マチ120mm |
重さ | 1,310g前後 |
価格(税込み) | 52,800円 |
カラー | ブラック レッド |
羽倉の2022年モデル 展示会・ショールーム
展示会
日程 | 場所 | ||
---|---|---|---|
3/23(水)~3/28(月) | 北海道 | 三越伊勢丹ランドセルフェスティバル | 丸井今井札幌本店 |
4/13(水)~4/18(月) | 新潟県 | 三越伊勢丹ランドセルフェスティバル | 新潟伊勢丹 |
4/27(水)~5/5(木) | 東京 | 三越伊勢丹ランドセルフェスティバル | 伊勢丹新宿店 |
4/27(水)~5/9(月) | 福岡 | 三越伊勢丹ランドセルフェスティバル | 岩田屋三越 |
5/11(水)~5/16(月) | 愛知 | 三越伊勢丹ランドセルフェスティバル | 名古屋栄三越 |
6/22(水)~6/27(火) | 宮城 | 三越伊勢丹ランドセルフェスティバル | 仙台三越 |
4/21(水)~5/5(水・祝) | 静岡 | 三越伊勢丹ランドセルフェスティバル | 遠鉄百貨店 |
4/20(水)~5/9(月) | 静岡 | 遠鉄百貨店ランドセルフェスティバル | 遠鉄百貨店 |
ショールーム
大阪 | 江坂ショールーム | 大阪府吹田市垂水町3-7-18 1F |
大阪 | 泉佐野ショールーム | 大阪府泉佐野市若宮町7-13 |
兵庫 | 豊岡公房 | 兵庫県豊岡市泉町15-11 |
羽倉のランドセル【耐性牛革スタンダード】【はねかる】の詳細&レビュー
羽倉のランドセルの『耐性牛革スタンダード』と『はねかる』を実際にお借りしました。


どちらのランドセルも外箱、うち袋に入って丁寧に梱包されています。


耐性牛革スタンダード

牛革耐性スタンダードはシンプルなスタンダードなランドセルです。


耐性牛革スタンダードは縁の部分がコバ塗という高級バッグに使われている技術が使われています。
羽倉のランドセルは豊岡鞄です。小まち部分には豊岡鞄のタグも付けられています。


外観は装飾はないのでとてもすっきりしたつくりになっています。

肩ベルトの両側にはDかんがつけられています。
両側についているので、防犯ブザーの取り付けにも問題ありません。


持ち手はついていないのでオプションで購入することができます。
あえて違う色を選ぶこともできますが、同色のものを選んでもいいですね。




本体内側のちょっと気になるところは、底じきが外れないところ。
もう1枚プレートが入っているといいな~と思いました。うちの子が使っているセイバンのランドセルは取り外し可能なチルトプレートが入っているので掃除がしやすいです。

小4娘(身長大き目)が背負ってみました。
身長が大きくて150㎝くらいあるので、小学校高学年サイズと思ってもらっていいと思います。
低学年のうちはランドセルが大きく見えますが、140~150くらいになると丁度良く感じますね。
はねかる

人工皮革コードレを使ったランドセル『はねかる』です。
羽倉のランドセルは大きさや機能はすべて同じなので、もうひとつお借りしたランドセルの耐性牛革スタンダードと大きさや基本的な機能は同じです。


はねかるの縁の部分はヘリ巻きの処理がされています。


外観もすっきりシンプルです。

内装もどちらのモデルも柄違いですが同じですね。


持ち手はついていないので、オプションで取り外し可能な持ち手を付けることができます。
Dカンは光るDカンにオプションで変更することができます。
羽倉のランドセル 耐性牛革スタンダードとはねかるを比較してみた

「耐性牛革スタンダード」と「はねかる」の違いは、素材(牛革か人工皮革か)とそれに伴いランドセルの縁部分(こば塗りかへり巻きか)の処理方法が異なります。

素材の違いはありますが、新品の時はどちらもツルツルとしてきれいですね。
牛革も人工皮革も外観の差はそれほどないように見えます。


ちょっと押してみましたが、牛革のほうがやはり弾力があるように思います。
丈夫さにおいては「耐性牛革スタンダード」のほうがよさそうです。

こちらのランドセルも小4の身長大き目の娘に背負ってもらいました。
どっちのほうが軽く感じる?
と、聞いてみましたが・・・『どっちも変わらない』とのこと(笑)

耐性牛革スタンダードは 1,320g前後 、はねかるは 1,230g前後 です。その差90g程度なので実際には体感で感じる差ではないのかもしれません。
低学年のうちは体が小さい分、重さを感じてしまうかもしれませんので実際に背負ってみられるのがよいかともいます。
もし、「耐性牛革スタンダード」と「はねかる」のどちらを買うか?となると、「耐性牛革スタンダード」だと思います。
牛革ランドセルの一番大きな難点は『重さ』なのですが、実際に背負ってみて大した差がなさそう。ということと、外観の美しさが 「耐性牛革スタンダード」 のほうがきれいだからです。
牛革はお手入れが大変。と言われますが、実際には防水加工などが施されているので、人工皮革のランドセルと大差がないようです。
ですが、人工皮革よりは少しは気にしたほうが良いし、重さも少し重たく、価格も高くなります。人工皮革のランドセルでも十分な強度があるのでどちらを選んでも失敗ということはありません。